シンデックス
Category:建築事例
Type: Factory office
Architect: Keita Murakami
Date: June 2018
Location: Kanazawa
地元でたくさんのファンがいる食パン専門店の社屋新築プロジェクト。
販売店から近く遠方への輸送を考慮し、インターからも近い敷地にて工場併設社屋新築プロジェクトが始まった。
工場では搬入から生産、製品の出荷までの動線の効率化や衛生面に配慮して検討が重ねられ、内部は急速に温度を変化させる必要がありながら、材料の粉が飛散しないように細心の注意を払い設備の検討を行った。
エントランスロビーの先は工場見学ができ、来社した方々にパン作りが見られるよう配慮し、見学通路はメイン通りに面して大きなガラス面とすることで通りからも工場が見える仕掛けを施している。
事務所は本社機能を有しているため、スタッフが働きやすいように十分な広さを確保し、休憩室の日当たりを考慮するなど、働く環境も整備した。
外観については清潔感のある白ベースとし黒を一部に取り入れ、大通面は単調なデザインにならないよう、有孔折板および木目の格子のファサードとし、有孔折板に会社ロゴを大きく配置することで、本物件及び会社のイメージ形成を行った。
エントランスではアイラインに木素材を取り入れるなど、全体的にアーバンな印象を持たせつつも温かみのあるデザインを演出した。